あと数か月で育休も終わるため、保育園の申し込み方法を調べたり、保育園見学をしている今日この頃です。
保育園の話題になると、必ずと言っても良いほど出てくる「保育園かわいそう論争」。
この論争が出てくると「保育園行ったら言葉が発達して最高!保育園かわいそうなんて決めつけないで!」「保育園かわいそうと言う人の思考回路がかわいそう」など、保育園ママの猛烈な反論が飛び交いますよね。
あくまでも私の考えなので、否定も肯定も求めておりません。悪しからず…。
保育園の魅力的な点
私が保育園を魅力的に思う点は、同世代の子と遊べる環境です。
自宅保育をしていると同世代のこどもと会う機会は滅多にありません。
保育園だと同い年の子はもちろん、少し上のお兄さんお姉さんとも関わることができて、刺激を受けるだろうし言葉も発達すると思うからです。
離乳食も保育園で食べさせてくれるし、ママは仕事で社会との関わりが持てる上にお金も稼げる。
保育園をためらう理由
私が保育園をためらう理由は「何があっても、何を感じても、言葉で伝えることができないから」
もう本当にこれに尽きます。
例えば、離乳食を無理やり食べさせられていたり、お友達は遊びと思っているけど本人はすごく嫌な思いをしていたり、保育園に長時間いることがストレスに感じていたり、ママと一緒に居られなくてさみしいと思っていたり。
0~3歳ぐらいまでのこどもは、この出来事や感情をうまく言葉で伝えることができない。
だから行き渋る。でも仕事があるから、「もう!保育園に行くよ!!」って朝から怒鳴ってしまいそう…。(あくまでも私の場合です)
後は、私の地域では最近保育士による園児切りつけ事件もあったり。
ただぐずって言葉で伝えることができないって、すごく怖いことだなって思います。
「保育園かわいそう」という言う人の理由
保育園かわいそうという人の理由は
- 幼い子供はママと一緒が良いに決まっているという固定概念
- 自分自身が保育園に行った経験がないから
- 自分自身が幼少期に、長時間保育で寂しい思いをしたから
大抵この3つに分類されると思います。
私自身は、小学2年生で親が午前中だけのパートに出ただけで寂しかった…というよりは、母親の雰囲気が変わって寂しい思いをしました。母親も久しぶりに仕事を始めて余裕がなくなり、寂しかったんです。
我ながら、繊細で育てにくい子供だっただろうなと思います。
「保育園はかわいそうじゃない」という人の理由
かわいそうじゃない!と言う人は、ほとんど保育園に預けているママさんです。この理由は
- 自分のしている事を否定された気持ちになるから
- 言葉の発達など、プラスに働いている面があるから
この2つに分類されるんじゃないかなと思います。
最終結論:かわいそうかどうかを決めるのはママじゃない
私は、毎回思うんです。
ママ同士で言い争っているけど、実際に園に通っているこどもの意見は?と。
あくまでも、私の意見としては…
- 「保育園楽しい!大好き!最高!」だったら、全くかわいそうじゃない
- 「離乳食もう食べられないのに、保育士さんがどんどん口に運んでくる…。苦しい。」とか、何かしらの問題を抱えているなら、かわいそう
- 「保育園に長時間いることがストレス。先生は忙しそうで、全然相手してくれない。ママも家では忙しそう。もっと構ってほしくて泣いているのに、ママが気づいてくれない…」こどもの異変にママも保育士も気づいていない状態なら、かわいそう
でも、こどもの異変にいち早く気づいてあげられたら…
- 「食が細い子なので、離乳食は今よりも少なめで、ゆっくり与えていただけないでしょうか?」
- 「こどものグズリが多いので、今週は延長保育なしでお迎えに行きます」
このように、柔軟にこどもの「不快」を取り除いて「保育園楽しい!」の気持ちに持っていけたらかわいそうじゃないと私は思います。
【保育園に預けることがかわいそうか、かわいそうじゃないか】を決めるのはママじゃなくて、実際に通っているこどもが決めること。
ママの主観で言い争っても仕方がないので、もうこの論争はそろそろ終わりにしましょう。
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