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【妊娠したことで病気になる?!】全胞状奇胎の手術・治療費まとめ

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私の人生で初めて妊娠は「全胞状奇胎」という病気でした。

この記事では、全胞状奇胎が判明してから、治療が終了するまでの過程と費用についてまとめています。

【時系列順】発覚から治癒するまでの体験談

発覚~治癒するまで
  • 8月7日
    妊娠発覚

    その時のエコー写真がこちら

    写真中央付近に、印がついている細長い丸いところが「胎嚢」と判断されたものです。

    心拍確認は取れなかったものの、妊娠5週の診断でした。

    通常妊娠判断のため、保険適応外で5,000円ほどの支払

  • 8月21日
    再診 胎嚢が消える

    子宮の中の胎嚢が消えてなくなりました。

    血液検査のため、採血をして帰宅。

    異常があったため、保険適用で2,500円ほどの支払

  • 8月23日
    再診 胞状奇胎疑い

    相変わらず胎嚢は見えず。

    前回の血液検査の結果が出て、hcgが異常値であることが判明。

    胞状奇胎の疑いが濃厚となり、3日後に手術をすることに…。

    異常妊娠のため、保険適用で2,500円ほどの支払

  • 8月25日
    手術前日の前処置

    出産した経験がないため、子宮口を広げるバルーンを入れる為に病院へ。

    経腟エコーの時のように診察台に座り、処置自体は5分もかからず終わりました。

    バルーンを入れるときは、結構痛かったです。

    この日は痛み止めのロキソニンと睡眠薬を貰って帰宅。

    バルーンの影響で生理痛のような腰の痛みがあり、ロキソニンを飲んだけれどあまり効果はなかったです…。(個人差があると思います)

    睡眠薬は、手術の2時間ぐらい前に飲んだら麻酔が効きやすくなるらしく、手術当日の朝に飲むように指示がありました。

    前処置費用は手術代と一緒に支払いだったので、この日は支払無し

  • 8月26日
    1回目の手術

    子宮内のものを全部取り除く「子宮内容除去術」という手術を受けました。

    手術自体は5~10分程度で、日帰り

    全身麻酔で、麻酔は15分程度で目覚めます。

    ただし、目覚めてから点滴などをするため手術台から立ち上がることができません。

    また、術後は大量出血しているため「多い日夜用のナプキン」は必須です。

    また、術後10日~2週間は出血が続く為、自宅にナプキンのストックを!

    手術後は痛みが出る可能性がある為、ロキソニンを処方されて帰宅。

    全身麻酔なので、だれかの送迎が必須です。

    手術で摘出したものは病理検査に出し、そこで「胞状奇胎かどうか」がはっきりわかるそうです。

    手術費用は約20,000円程度

  • 8月27日
    高熱

    手術による副作用なのかは分かりませんが、38.5度の高熱が出ました。

    ロキソニンを飲んだら、スッと熱が下がりました。

    術後の副作用は人それぞれだと思いますが、参考までに…。

  • 9月2日
    術後の診察

    手術後の子宮のチェックの為に病院へ。

    この日の時点で、まだ病理検査の結果は出ておらず…。

    子宮の中がきれいなので、大丈夫だろうとのこと。

    通常の診察で2,000円程度

  • 9月6日
    全胞状奇胎確定

    病院から突然の電話。

    病理検査の結果、全胞状奇胎だったことが分かり2回目の手術についての電話でした。

    部分胞状奇胎の人は、手術は最初の1回のみで済むことが多いようです。

    全胞状奇胎も、病院によっては手術は1回のみのところもあるみたいなので、通っている病院に確認してみてください。

  • 9月9日
    2回目の手術とレントゲン

    前回と同様の手術。

    2回目なので、今回は前日の前処置なし。

    手術後の点滴もありませんでした。

    胞状奇胎が癌になって肺に転移していないかチェックするため、肺のレントゲンも撮りました。

    2回目の手術後は、1回目の時よりも術後のお腹の痛みが強かったです。

    手術費用は約20,000円程度

    レントゲンもあったので、前回よりは少し高かった記憶があります

  • 9月17日〜翌年3月中旬頃
    経過観察 妊娠禁止

    手術後は、定期的に血液検査を繰り返して「hcg」の数値が0になるのを待ちます。

    ただし、このhcgの数値がなかなか0に戻らなかったり、一度数値が下がった後に上がってしまった場合には抗がん剤治療が必要。

    この経過観察中に妊娠してしまうと「妊娠によるhcgか、病気によるhcgか」の判断ができなくなるため、妊娠NGです。

    これが、私の治療計画書です。

    2回目の診察に訪れた時(まだ病気判明前)hcg15万6626

    術後5週の血液検査ではhcg1000以下


    術後8週の血液検査ではhcg100以下

    術後24週の血液検査ではhcg5以下

    その後も引き続き経過観察をして、数値が上昇しなければOK


    どれか一つでもクリアできなければ抗がん剤治療といった内容が書かれています。

    最初の頃は1週間ごとに血液検査、それが徐々に2週間に1回、1か月に1回と期間が延びていきました。

    診察と血液検査で毎回1,500円程度

  • 3月中旬
    経過観察の終了

    私はhcgの下がりが悪かったのですが、生理が再開したら急激にhcgの数値が下がりました!

    血液検査もギリギリのところでクリアし、その後もhcg0をキープできたので経過観察は終了。

    妊娠したかも!と初めての診察に行った日から、なんと7カ月もかかりました!

胞状奇胎の治癒までにかかった費用

  • 初診:通常妊娠判定の為保険適用外で5,000円
  • 2回目・3回目の診察:異常妊娠のため保険適用で2,500円前後
  • 手術:1回2万円ほど。(私の場合は2回手術したので2万×2回で4万円)
  • 手術後のチェック:2,000円程度
  • 経過観察の通院:毎回血液検査と診察のみで1,500円程度

手術で保険金がおりました

加入している保険会社によって異なりますが、「手術」に対して保険金がおりました。

私が契約している保険では、1回の手術5万円×2回で10万円の保険金が出ました。

日帰り入院だった為、手術に対する保険金のみでした。

病院によっては、入院の上で手術をする場合もあるようなので、その場合は入院日額分の保険金もおりる可能性が高いです。

契約内容は人それぞれなので、ぜひ保険会社に問い合わせてみてください!

最後に

経験者だからこそ、「きっと大丈夫!」なんて気安く書くことはできません。

でも、「胞状奇胎」でこのブログにたどり着いた方に、素敵な未来が待っていることを願っています。

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