日本では、あまり馴染みのない「ヘルメット治療」。赤ちゃんの頭の歪みを矯正する治療で、現在の日本では保険適用外です。
実は、我が子も現在ヘルメット治療真っただ中!
この記事では、
- ヘルメット治療はいつから始めたらよいのか?
- どこに行けば治療してもらえるのか?
- 本当に頭の形が良くなるのか?
- 治療費はいくらかかるのか?
など、実体験を交えて紹介していきます。
ヘルメット治療を始めるにはタイムリミットがある
ヘルメット治療を始めるにはタイムリミットがあります。首座りが大体生後3ヵ月とすると、生後6ヵ月までの3か月間。
しかし、ヘルメットはオーダーメイドのため、出来上がりまで2週間程度かかります。
この2週間も含めて「生後6ヵ月まで」となるので、ヘルメット治療をするかしないかの決断を病院に伝えるまでのタイムリミットは、生後5ヵ月半ば頃までとなります。
ヘルメット治療専門の病院に行く必要がある
ヘルメット治療をしている病院は、まだまだ少ないのが現状です。中には、紹介状がないと診てもらえない病院もあります。
我が子の場合は、生後5ヵ月の時に、小児科で頭の形を指摘されて紹介状をもらいました。
(実際に通っている専門病院は紹介状不要でした)
紹介状が必要ない専門病院もあるので、まずは病院探し→病院が紹介状が必要か不要かを先に確認しておくのが良いかもしれません。
ヘルメットを作っているメーカーの公式ホームページに、「どこの病院で取り扱いをしているのか」紹介されています。
まずは検査。検査内容と費用は?
専門病院の初診では、レントゲンとCTの検査をしました。
頭のかたちが歪む原因は、【病気からくる頭の歪み】と【向き癖などにによる頭の歪み】の2種類。初診の検査では、病気ではないか、歪み具合はどれぐらいなのか?をチェックします。
検査結果は数値化されるので、治療をするかしないかの判断材料になります。
我が子の初診の検査結果はこちら。「重症」でした。
この数値が【中等症】までの場合、「治療はせず、様子見でもいいんじゃないか」と提案されることが多いようです。
頭の形が歪んでいても、脳の発達には影響ない
頭の形が歪んでいても、脳の発達には一切影響がありません。
頭の形が歪んでいることによるデメリットは…
現時点で健康上の問題があるわけではないので、ヘルメット治療が必須というわけではないです。
ヘルメット治療の期間と費用
治療開始月齢が早ければ早いほど、治療も早期に終わる見込みです。
基本的に、月に1度通院して様子を見ます。
費用については、ヘルメット治療自体が保険適用外のため病院によって価格差があります。
また、ヘルメットのメーカーもいくつかあり、使用するヘルメットによっても金額は変わってくるようです。
我が子の通う病院では、ヘルメットが出来上がった時に38万円現金一括支払いでした。
その後の【月に1度の通院費用】も、この38万円に含まれます。
病院によっては分割払いやクレジットカード対応の病院もあると思うので、必ず現金一括ではないと思います。
まとめ
ヘルメット治療は保険適用外の為、高額です。
しかし治療しなくても脳の発達には影響がなく、治療するかしないかは保護者の意思によります。
検査費用は保険適用で5000円程度なので、悩んでいる方は一度検査してから「治療するかしないか」決めたらいいのではないかなと思います。
追記:治療開始1か月後の検査結果
先日、ヘルメット治療開始1か月の定期検査に行ってきました!
結果は…
なんと、治療からわずか1か月で重症→軽傷に近い中等症にまで改善されています!
我が子は、治療を始め1か月ちょっとですが…すでに頭の形が変わってきました!高額だけど、治療を決断してよかったです!
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