妊娠・出産は病気ではない為、保険適用外です。さらに、近年増えている無痛分娩も保険適用外。
出産育児一時金で50万円補助があるとはいえ、いくらかかるのやら…。
この記事では、私が出産時に実際にかかた費用についてまとめています。
出産時の状況(私の場合)
- 出産時期:2024年3月
- 産院:中江産婦人科(鹿児島県鹿児島市)
- 出産方法:無痛分娩(※事前希望・計画無痛ではない)、吸引分娩
- 入院期間:8日間
- 病室:個室(1日5,000円の部屋)
- 赤ちゃん:黄疸の治療あり
- 陣痛~出産までは当日中の1日で完結
- 出産時に会陰裂傷あり、産後数日間は極度の貧血。貧血の兼ね合いで入院2日延長
- 会陰裂傷の痛み止めの薬を2種類毎日3回服用、貧血のため点滴・輸液あり
無痛分娩費用は病院によって大きな差がある
私の出産した病院は良心的な価格で無痛分娩費用は40,000円でした!
無痛分娩の費用が気になる方は、初診に行く前に電話で問い合わせてみると良いと思います。
また物価高の影響なのか、同じ病院でも数年前に比べて値上がりしているケースがあるのでご注意ください。
気になる出産費用
結論から言うと、今回の出産費用は497,705円でした。
出産育児一時金 直接支払制度を利用で、退院時の自己負担は0円で済みました。
無痛分娩(保険適用外)や大量の痛み止めの処方、点滴・輸液、入院2日延長に個室代など全部含めて出産育児一時金の50万円におさまりました。
50万円におさまった要因は、極度の貧血のために入院期間8日間すべての入院費用が保険適用になっていたからだと思います。
赤ちゃんの入院費用
意外と忘れがちな赤ちゃんの入院費用。赤ちゃんもこの世に生まれれば、一人の人間として病院に入院となるため、もちろん費用が発生します。
赤ちゃんの入院費用は32,190円でした。
赤ちゃんは食事(ミルク)以外はすべて保険適用でした。
ただし。我が子は「新生児仮死」で産まれたために保険適用になっている可能性があるので、悪しからず…。
(※入院中から今まで、特に問題なく元気に育っています!)
出産で保険がおりるかも?
あくまでも、今回の私の出産の場合ですが…。
吸引分娩と会陰裂傷に対して手術保険金5万円、貧血により入院費用も全期間保険適用になっていた為、入院日額の保険金5,000円×8日で4万円の保険金がおりました。
注意事項として、同じ日に2つの手術をした場合、保険金額の高い方どちらか1つの手術に対してのみ保険金がでます。
加入している民間保険の規約により異なりますが、思い当たる方は一度保険会社に問い合わせをしてみてください。
赤ちゃんの入院費用は後から返金がある
各都道府県によって名称が異なるかもしれませんが「こども医療費助成制度」により、赤ちゃんの入院にかかった費用は返金があります。(保険適用の部分だけ)
鹿児島県は、47都道府県で唯一全額窓口負担。
さらに鹿児島市は子ども1人当たりMAX月額2,000円の自己負担上限額があり、完全無料ではありません。
自己負担上限額を超えた部分が、後から返金される流れとなっています。
※2024年3月時点、鹿児島県鹿児島市の場合を記載しています。他の市では、窓口負担なし・自己負担額0円が大多数です。
病院検索から出産費用まで丸わかり「出産なび」
厚生労働省が出産施設を探せるサイトを公開しています。
直接支払制度により請求された出産費用のデータを元に、出産費用の目安金額も公開されているため、非常に参考になります。ぜひ活用してみてください。
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